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     12月4日(土)に季節の漬物講座を開催しました。
     講師に岩手県知事認定食の匠 髙橋節子さん(西和賀町在住)をお招きし「すし漬け」について教えていただきました。

     まずは、ほっけの3枚おろしから開始。髙橋さんが実演しながら3枚おろしのポイントを指導していただきました。3枚おろしに慣れていない方も丁寧におろすことができました。
     厚さ1.5㎝程に切った聖護院かぶの上に酢でしめたほっけ、米麹をのせ、花形に切った人参やふのり、乾燥させたかぶの葉を飾りに添えて、ほっけかぶらずしを漬ける準備ができました。

    材料の下ごしらえが整い、次はきれいに漬けていきます。髙橋さんの軽快なお話しに受講者は自然と笑顔。

     重石をかけ、寒い所で保存し約10日ほどで食べ頃になります。食べ頃になるころの味が分からなければ大変!ということで、髙橋さんが事前に漬けたほっけかぶらずしを試食させていただきました。かぶはシャキシャキとし歯ごたえが良く、ほっけは酢でしめてあるので生臭さもありませんでした。色味も鮮やかで、目でも楽しめます。出来上がりが楽しみで仕方ありません。お正月用にもう一度漬けたい!という受講者もおりました。

    色鮮やかなほっけかぶらずし。生臭さは全くありません!

     試食しながらの座談会では、西和賀町在住の髙橋さんより、季節の山菜料理の方法や立派に農作物を作るための工夫や知恵など、たくさんアドバイスをいただきました。
     これからは雪の季節。「雪深い西和賀だけど、いいとこだよ」と髙橋さん。受講者みなさんで行きたいね~と話が盛り上がりました。

    「なんでも聞いて~」と髙橋さんを囲んで座談会。