• ひとが輝き・地域が輝くまちづくりの実現

     中里市民センター生涯学習事業のひとつに「中里大学」があります。長い人生を心豊かに生きていくため、いきがいづくりや時宜に適った課題や社会の動きについて、月ごとにテーマを設け講座を開催しています。

     昨年11月から1月までの3か月間、中里まちづくり協議会「安全・安心の確保プロジェクトチーム」とタイアップし、中里大学受講生に限らず地区住民の方々も対象とした公開講座「介護予防の必要性と介護手続き講座」を開催。

     第3回目となった1月は「介護サービスを利用するまでの手続き方法」をテーマとして 一関地区広域行政組合様 より職員を派遣していただき、一関市及び平泉町における介護保険の利用について教えていただきました。

    一関地区広域行政組合介護保険課 糸数係長・小笠原主任主事

     高齢者の生活全般に関する相談事は地域内にある「地域包括支援センター」が窓口になっているそうです。相談内容によって支援センターから関係機関等に繋いでくださるとのことです。
     また、実際の介護サービスを利用するためには要介護(要支援)認定申請のほか、「基本チェックリスト」による判定があり、その判定結果によって受けることができる介護予防・生活支援サービスがあることも教えていただきました。
     参加された方々で、実際に家族の要介護(要支援)認定申請に行って困った事例があったことや、自分自身に介護が必要になったときどうしたらいいか、地域で介護を必要としている高齢者世帯の相談は誰が行けばなど経験などを踏まえた質問がたくさん寄せられました。

     今年度は3ヵ月連続で講座を開催しましたが、回を追うごとに関心度の高さを目の当たりにしました。来年度以降も地域の課題をキャッチし、みなさまに情報提供や地域内の「語り場」となるよう努めてまいります。
     4月からはじまった中里大学も今年度の全日程を無事修了いたしました。来年度も多くのみなさまの「ご入学」をお待ちしています♪