中里市民センター生涯学習事業のひとつに「中里大学」があります。長い人生を心豊かに生きていくため、いきがいづくりや時宜に適った課題や社会の動きについて、月ごとにテーマを設け講座を開催しています。
11月から翌年1月までの3か月間、中里まちづくり協議会「安全・安心の確保プロジェクトチーム」とタイアップし、中里大学受講生に限らず地区住民の方々も対象とした公開講座「介護予防の必要性と介護手続き講座」を開催。
第2回目となった12月は「認知症の理解」をテーマとし、 岩手県立南光病院様 より認知症看護認定看護師にお越しいただき、「認知症」について「看護」の側面から、本人が困っていることと困りごとに対する関わり方のポイントをわかりやすく事例を踏まえて教えていただきました。
参加された方々より様々な質問があり、中里地区における介護問題の関心の高さを目の当たりにしました。家族が疲弊してしまわないためにも、地域全体が認知症を認め合う関係になることを願っていますと講演の終わりに話されました。
講演終了後、中里市民センター職員による「脳トレ」を交えたレクリエーションで楽しんだ後、小グループによるグループトークを行いました。テーマは『日頃、忘れないように気を付けていること・自分が認知症にならないように気を付けていること』です。
「スマホとカレンダーに予定を書き込んでいる」
「家族で今日の予定を言い合っているよ」
「手帳をつけて、毎朝見て予定を確認している」
「歩けるうちはどこまでも歩いていくよ」
「外出して多くの人に会うこと」
誰かひとりが話し始めると、私もしている!それ、いいね!と各グループ楽しそうにトークに花が咲いていました。